国際物理五輪に出場した韓国代表の5人=科学技術情報部
[キム・ハヨン]
スイスで10日から17日まで開かれた第52回国際物理オリンピック(International Physics Olympiad、IPhO)で、韓国から参加した高校生5人全員がメダルを獲得した。
科学技術情報通信部が18日、発表した。新型コロナの影響により、オンラインで行われた。
世界76カ国・地域の高校生ら366人が参加。1位は5人全員が金メダルを獲得した中国だった。韓国は、4個の金メダルと1個の銀メダルを獲得し、ルーマニアと共に2位を記録した。
チョ・ヨンイン氏(ソウル科学高2年・9位)、イ・ジフ氏(同2年・12位)、イ・スンヒョン氏(同2年・13位)、チョン・ジョンフン(同3年・36位)の4人が金メダルを獲得。ソン・ギョンミン氏(同3年・75位)が銀メダルを獲得した。
4位は米国(金3・銀2)、5位はベトナム(金3・銀1・銅1)だった。
国際物理オリンピックは、1967年にポーランドで開催され、毎年7月に行われている。高校生を対象とし、試験は物理学の理論問題3問と実験問題2問で構成されている。それぞれ5時間をかけ、3問解くようになっている。50点満点。韓国は2019年から3年連続1位を記録した。
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