国内初の双子パンダの名前が、ルイバオ(左)とフイバオに決まった=12日、サムスン物産
[コ・ヒョンチョン]
韓国で初めて生まれた双子の赤ちゃんパンダの名前が「ルイバオ」と「フイバオ」に決まった。
韓国のテーマパーク、エバーランドを運営しているサムスン物産のリゾート部門は、8月24日から今月6日までの約40日間、全国民を対象に名前を公募するイベントを通じて、お姉ちゃんパンダの名前は賢い宝物を意味する「ルイバオ(睿寶)」、妹パンダの名前は輝く宝物を意味する「フイバオ(輝寶)」に最終決定したと12日に報じた。
投票には70万人あまりの人が参加し、最終リストに挙がった4組の名前のうち、ルイバオとフイバオが最も多くの票を得た。
イベントの参加者たちは「名前のように賢く輝く子供たちに育つことを願う」、「たくさんの人に愛情をこめて呼ばれ、いつまでも記憶に残る名前になることを願う」など、ソーシャル・ネット・ワークサービス(SNS)のコメント欄を通じて、ルイバオとフイバオを選んだ理由を話した。
ルイバオとフイバオは、2016年3月に韓国に来たジャイアントパンダのアイバオ(雌・2013年生まれ)とロバオ(雄・2012年生まれ)の間に生まれたプーバオ(雌・2020年生まれ)の双子の妹たち。
自然繁殖で生まれたルイバオとフイバオは、生まれた当時の7月7日には、体重がそれぞれ180g、140gに過ぎなかったが、生後100日を前に、2頭とも5kgをはるかに超え、約30倍に成長した。パンダは未熟児の状態で生まれるため、初期生存率が非常に低く、健康状態が安定期に入る生後100日頃に名前をつけるのが慣例だ。
ルイバオとフイバオの成長過程とパンダ家族の日常は、エバーランド公式ユーチューブチャンネル(
https://www.youtube.com/ @withEverland)、話す動物園プパTVのユーチューブ(
https://www.youtube.com/ @ppuppatv/featured)などで見ることができる。
hjkoh@korea.kr