社会

2023.11.17


[エスラ・モハンマド]
[写真・映像=ユネスコ韓国委員会公式フェイスブック]

男性アイドルグループのSEVENTEENが、ユネスコ本部の演説で、自分たちの夢と成長のストーリーを全世界の若者たちと共有した。

SEVENTEENは14日(現地時間)、フランス・パリのユネスコ本部で開催された第13回ユネスコ青年フォーラム・スペシャル・セッションで単独演説を行った。手術後リハビリで活動を中断しているエスクプスを除いた12人が全員参加した。

K-POPアーテイストで、この行事のスペシャル・セッションを単独で行ったのはSEVENTEENが初めて。

この日、メンバーのスングァン、ジュン、ウジ、ミンギュ、ジョシュア、バーノンがグループを代表して講演者として参加した。

最初の講演者として舞台に上がったスングァンは「済州島(チェジュド)の海とオルムのあちこちを歩き回りながら、友達とお互いの夢について語った」として「ユネスコが指定した世界自然遺産という島で夢を描いた少年は、今日ユネスコ本部のこの場に立つことなった」と話した。

続いて中国出身のジュンは「私たちは互いが互いの先生であった」として「一人ひとりは完璧ではないが、一緒なら最高のチームになる」と話した。

チームでプロデューサーを務めているウジは「SEVENTEENはアルバム作業の時、皆のストーリーを盛り込む」として「メンバーの数が多すぎて、意見をまとめるのは容易ではないが、むしろその過程が私たちを一つにしてくれる」と説明した。

続いて「皆の意見を受け入れながら、より良い社会への道を模索することは決して容易ではないが、多くの声からより良い解決策が浮かび上がるということを自ら経験した」と伝えた。

ミンギュはデビューから1年後に、アフリカのタンザニアにいる子供たちに13頭のヤギをプレゼントしたエピソードを紹介した。その後、タンザニアの子供たちから「夢をかなえるためにヤギを大切に育てる」と書いた手紙と写真が届いたとし「幼い世代の子供がどのような環境におかれていても、夢を失ったり挫折しないことを切実に願う」と述べた。

ジョシュアは教育の重要性を発信するために、昨年8月からユネスコ韓国委員会と進めている「GOING TOGETHERキャンペーン」を紹介した。「教育は一人の人間を変え、その人の夢を大きくし、ひいては世の中を変えることができる」と話したジョシュアは「一緒に学びながら共に歩もう」と強調した。

最後にバーノンは、演説後に披露する5曲の歌詞の一部を紹介した。バーノンは「皆さん、一緒というキーワードで新しい未来を切り開いてほしい」として「一緒なら道に迷うことなく、まっすぐに歩いて行ける」と演説を終えた。

この日SEVENTEENは、演説を終えた後「_WORLD」、「Darl+ing」、「Headliner」、「音楽の神」、「一緒に行こう」など5曲を披露した。

unisco1117

ユネスコ本部で開かれた第13回ユネスコ青年フォーラムで公演するSEVENTEEN=14日(現地時間)、フランス・パリ、ユネスコ韓国委員会公式フェイスブック


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