社会

2024.02.06

今後、明洞の屋台でもカード決済が可能になる。写真は「カード決済可能」の案内が貼られた屋台の様子=ソウル・中区

今後、明洞の屋台でもカード決済が可能になる。写真は「カード決済可能」の案内が貼られた屋台の様子=ソウル・中区


[キム・ソナ]

外国人の観光客が多く訪れるソウル明洞(ミョンドン)の屋台で、カード決済が可能になる。

ソウル・中(チュン)区は「3月までにすべての露天商が、事業者登録を行い、カード端末機を導入する」と5日、明らかにした。明洞が「韓国の観光1番地」という名を取り戻し、信頼の回復を願う商人たちの自発的な意志によるものだと説明した。

昨年11月に中部税務署との実務協議を終え、一部の屋台は、すでに事業者登録も完了した。カード端末機は、3月までに設置し、現金以外にも多様な決済サービスを提供する。

さらに、たい焼き、かまぼこ、イカ焼きなど10種類のメニューの価格について、毎月モニタリングを行う。原材料価格の高騰などで、値段の引き上げが避けられない場合には、区と事前協議を経なければならない。値段も、段階的に引き上げることにする。

衛生管理のため、商人たちの服装も一本化する。「安心して食べられる明洞グルメ」という認識を高めるためだ。

明洞福祉会(街の商人会)の関係者は、「明洞にある露天商のポジティブなイメージのために、積極的に乗り出す」とし「今後も観光客が明洞で素敵な思い出を作れるように、商人たちも最善を尽くす」と述べた。

sofiakim218@korea.kr