社会

2024.07.01

2023年の時点で外国人留学生が最も多い大学は、漢陽大学だった。写真は漢陽大学ソウルキャンパスで開かれた「2024年漢陽グローバルフェア」に参加した外国人留学生の様子=先月9日、ソウル、漢陽大学公式フェイスブック

2023年の時点で外国人留学生が最も多い大学は、漢陽大学だった。写真は漢陽大学ソウルキャンパスで開かれた「2024年漢陽グローバルフェア」に参加した外国人留学生の様子=先月9日、ソウル、漢陽大学公式フェイスブック


[アフメトジャノヴァ・アイスル]

この10年で、韓国に留学する外国人が着実に増加してきた。そのうち57%が首都圏所在の大学に在学している。

韓国大学教育協議会は24日に「外国人留学生の誘致現況および今後の課題」という報告書を発表した。これによると、昨年の外国人留学生は2013年対比2.1倍以上増加し、18万1842人と集計された。2013年の外国人留学生は、8万5923人だった。

外国人留学生が最も多い大学は、6612人の漢陽(ハニャン)大学だった。続いて2位から5位は、慶煕(キョンヒ)大学が6395人、成均館(ソンギュングァン)大学が5472人、延世(ヨンセ)大学が4965人、中央大学が4480人であった。

外国人留学生の45%は、ソウル所在の大学に在学中だ。京畿(キョンギ)道所在の大学には12%、忠清(チュンチョン)道と釜山(プサン)・蔚山(ウルサン)・慶南(キョンナム)地域の大学には7%、大田(テジョン)所在の大学には6%の外国人留学生が在学していることがわかった。

出身国を見ると、中国が5万8062人で全体の32%を占め、圧倒的に多かった。続いてベトナム(3万7732人、20%)、モンゴル(9738人、5.4%)、日本(5701人、3.1%)の順だった。

学士・修士・博士学位課程の留学生は11万9237人、語学研修など非学位課程の留学生は5万2602人だった。専攻別に見ると、人文社会系列が全体の68%で最も高く、自然科学系が5%で最も低かった。また芸術・体育系は15%、工学系は12%だった。

aisylu@korea.kr