昨年7月、釜山市内で行われた採用博覧会で履歴書を作成する外国人留学生=聯合ニュース
[ユン・ソジョン]
統計庁が29日に発表した「2023年 人口住宅総調査」の結果によると、2023年11月現在の韓国の総人口は5177万5千人で、前年より0.2%(8万人)増えた。
韓国の総人口は、2021年から2年連続で減少していたが、外国人の増加が総人口を押し上げたという。ここでいう外国人とは、韓国に3カ月以上滞在する外国人を意味する。
発表によると、韓国に住む外国人は194万人で、全体の3.7%を占めた。前年比10.4%(18万人)増加し、統計を取り始めてから最大の増加率となった。
国別でみると、中国(韓国系)が53万2千人(27.5%)で最も多かった。次いで、ベトナム(24万7千人、12.8%)、中国(22万1千人、11.4%)、タイ(19万1千人、9.9%)の順だった。前年に比べて最も高い増加率をみせたのは、3万8千人(18.1%)増えたベトナム人だった。
一方、韓国人は4984人で、前年より0.2%(10万1千人)減った。特に、14歳以下は562万人で、前年比4%以上減少した。
昨年の総世帯数は2723万世帯で、前年より1.5%増えた。このうち、国際結婚による多文化世帯は、41万6千世帯で、前年に比べ4.1%増加している。一人暮らし世帯は783万世帯(35.5%)で、最も多かった。
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