社会

2024.08.07

韓国の農家で働く外国人の季節労働者=全羅北道・長水郡

韓国の農家で働く外国人の季節労働者=全羅北道・長水郡


[ギル・ギュヨン]

農林畜産食品部の宋美玲(ソン・ミリョン)長官と、雇用労働部の李正植(イ・ジョンシク)長官は6日、忠清北道・忠州市のある農家を訪れ、外国人労働者に対する熱中症対応策などを確認した。

両氏はサンチュ栽培ハウスを訪問し、遮光施設や休憩施設を点検し、サンチュの需給状況をチェックした。また、カンボジア出身の外国人労働者と懇談会を開き、現場の話を聞いた。また、韓国語に慣れてない外国人労働者にも十分気を配るよう、事業主や地方自治体の関係者に呼びかけた。

雇用労働部は、6~8月を「猛暑・豪雨・台風 特別対応期間」と定め、労働者が熱中症にならないよう、万全を期している。熱中症予防のための情報や、熱中症が発生した際の対応策などを17言語で翻訳して配布している。

農林畜産食品部は、農業従事者や外国人労働者の安全や熱中症予防のための活動を拡大し、医療サービスの支援などを強化する。外国人労働者が農作業の安全ルールを容易に理解できるように、農作業ガイドブックや動画を8言語で制作する予定だという。

gilkyuyoung@korea.kr