2024年、韓国の合計出生率が9年ぶりに反騰し、0.75人を記録した=アイクリックアート(上記の写真は著作権法に基づき無断転載及び再配布を禁じます)
[チョン・ミソン]
昨年、韓国の合計出生率が9年ぶりに反騰し、0.75人を記録した。合計出生率は、女性1人が一生のうちに産むと予想される平均出生児の数である。
26日、統計庁は「2024年 出生・死亡統計」を発表した。昨年の韓国の出生児数は、前年比3.6%増の23万8300人。「合計出産率」は0.75人で、昨年より0.03人増えた。
出生数は43万8420人を記録した2015年以降、8年連続で下落した。2017年には35万7771人を記録し、2020年からは20万人台だった。
出産率が上昇した理由は、2022年8月から増加した婚姻件数によるものと分析される。昨年22万2422件を記録し、1996年以降最大の増加幅を記録した。
統計庁のパク・ヒョンジョン人口動向課長は、出産率の反騰について「人口構造」、「結婚価値観」、「婚姻件数の増加」を挙げた。
1.71人を記録し、合計出産率1位の霊光(ヨンクァン)郡では、「子育てがしやすい都市」を目指している。「結婚奨励金、不妊治療費、産後ケアの費用、新生児の養育費、赤ちゃん用品、産後パパ育休奨励金」など、約50のオーダーメイド型の支援を行っている。
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