社会

2025.02.27

写真は、列車に乗るためにソウル駅を訪れた市民の様子=2023年1月20日、ソウル、聯合ニュース

写真は、列車に乗るためにソウル駅を訪れた市民の様子=2023年1月20日、ソウル、聯合ニュース


[キム・ソナ]

韓国鉄道公社(KORAIL)の統合旅行プラットフォーム、「KORAILマーズ」が反響を呼んでいる。

国土交通部とKORAILは、昨年6月に導入された「KORAILマーズ」の利用件数が、昨年末を基準に578万件を超えたことを27日、明らかにした。

「KORAILマーズ」は、乗車券の予約アプリであるKORAILトークで、道案内や列車の位置、駐車料、空港バスのチケット、レンタカー、荷物配送などを支援するサービスだ。

サービスのうち、利用件数が最も高かったのは、リアルタイムで列車の位置が確認できるサービスで、530万件を記録した。出発地から到着地までの道案内サービスの利用件数は、25万件だった。

レンタカーの利用者数は、200件から4000件へと、前年同期比約20倍増加した。KORAILトークのアプリを使って、駐車料金を前払いするサービスの利用者数も、29800件から172000件へと、約6倍増を記録した。

外国人観光客のために、世界各国の航空会社と連携した「航空+鉄道連携乗車券」サービスも注目を集めている。提携を結んだ航空会社が26社に拡大したことで、昨年1580人が利用した。昨年12月からレンタカーや荷物の配送、観光タクシーのオンライン予約(英語、中国語、日本語)サービスを提供している。

3月からKORAILは、列車の乗車や到着時間に合わせてKORAILトークで食べ物や飲み物の予約ができるようにし、デリバリーのピックアップも可能にする予定だ。

sofiakim218@korea.kr