社会

2025.07.29

写真は、「保寧マッドフェスティバル」開催初日の25日、海水浴場を訪れた外国人観光客=忠清南道・保寧、イ・ジョンウ

写真は、「保寧マッドフェスティバル」開催初日の25日、海水浴場を訪れた外国人観光客=忠清南道・保寧、イ・ジョンウ


[シャルル・オデゥアン]

韓国に滞在する外国人が273万人を超え、史上最高値を記録した。


法務部の出入国外国人政策本部が18日に発表した「2025年6月、出入国外国人政策統計月報」によると、6月末を基準に韓国に滞在中の外国人は、前月比1.5%増の273万2797人だった。

長期滞在外国人は155万9975人、外国国籍同胞の韓国居所申告者は55万2419人、観光客などの短期滞在外国人は62万403人だった。

韓国滞在外国人は2019年に過去最高の252万人を記録したが、コロナ禍で2020年(約204万人)から2021年(約196万人)まで減少が続いた。そして2022年(約225万人)と2023年(約251万人)、昨年(約265万人)まで増加傾向にあった。

国籍別では、中国が97万2176人で全体の35.6%を占め、最も多かった。続いてベトナム(12.4%)、米国(7.1%)、タイ(6.3%)、ウズベキスタン(3.6%)の順だった。

登録外国人の過半数(54.1%)は首都圏に住んでいることが分かった。 嶺南(ヨンナム)圏は20.3%、忠清(チュンチョン)圏は12.9%、湖南(ホナム)圏は8.8%だった。

年齢別にみると、30~39歳(25.7%)、20~29歳(23.1%)、40~49歳(16.7%)、60歳以上(13.5%)、50~59歳(12.3%)、19歳以下(8.7%)の順だった。

滞在資格別にみると在外同胞(F-4)が55万4895人で最も多かった。雇用許可制を通じて韓国で就職できるように許容した非専門就業(E-9)は34万1453人だった。続いて、永住権(F-5)21万4036人、留学(D-2)19万1297人の順だった。

caudouin@korea.kr