社会

2025.09.05

写真は、延世大学で行われた学位授与式=先月29日、ソウル、イ・ジョンウ

写真は、延世大学で行われた学位授与式=先月29日、ソウル、イ・ジョンウ


[テレシア・マーガレット]

教育部と国立国際教育院が15日から来月31日まで「2026政府招請外国人奨学生(GKS)」学部課程を募集すると4日、明らかにした。71カ国・280人の奨学生を新たに選抜する予定だ。

志願資格は高校卒業者または、卒業予定者だ。志願者本人と両親が外国国籍でなければならない。2026年3月1日を基準に、満25歳未満でなければならず、学士号以上取得した人は志願できない。

今回の募集は、在外公館選考と大学選考のいずれかを選択して行われる。在外公館選考には、すべての韓国の大学に志願できる「一般課程」、「在外同胞対象課程」、地域大学中心の「R-GKS課程」がある。大学選考には、「産学協力連係オーダーメード型教育課程」と専門大学中心の「専門学士課程」がある。

選抜された奨学生には授業料、韓国語研修費、出入国航空料、定着支援金、学業奨励金などが提供される。韓国語能力試験のスピーキング評価で5級以上を取得する場合、30万ウォンが追加で支援される。

受付は、来学期の募集から「韓国留学総合システム(www.studyinkorea.go.kr)」で行われる。オンラインで志願書作成と書類提出ができるよう改善されたのだ。以前は、志願者が直接大使館を訪問したり、志願大学に郵便で書類を提出しなければならなかった。

奨学金の選抜対象国と支援方法は「韓国留学総合システム」で確認できる。最終選抜の結果発表は来年の1月だ。

韓国政府が招待した外国人奨学生選抜事業は、世界の優秀な人材が韓国で高等教育を受けられるように用意した代表的なプログラムである。1967年に初めて施行されて以来、161カ国・1万9502人の外国人学生に学位過程を踏む機会を提供してきた。

margareth@korea.kr