写真は、延世大学で行われた学位授与式の様子=先月29日、ソウル、イ・ジョンウ
[ソ・エヨン]
韓国の青年層における高等教育履修率が、17年間にわたり経済協力開発機構(OECD)加盟国の中で最も高いことが明らかになった。
また、学生1人当たりの公教育費支出額もOECD平均を上回っていることが確認された。
これは、韓国が教育に積極的に投資し、青年人材を育成することで、その成果を国家競争力の強化につなげている前向きなプロセスと解釈できる。
教育部と韓国教育開発院は9日、「OECD教育指標2025」の結果を発表した。
OECDは加盟38カ国と非加盟11カ国を対象に教育関連指標を調査した結果、昨年の韓国の成人(25~64歳)の高等教育履修率は56.2%で、OECD平均の41.9%を大きく上回った。
特に、青年層(25~34歳)の高等教育履修率は70.6%に達し、OECD加盟国の中で1位となった。2位のカナダ(68.86%)、3位のアイルランド(66.19%)を上回り、唯一70%台を記録した。
教育部よると、青年層における高等教育履修率は、2008年から昨年まで、OECD加盟国の中で常に首位を維持している。
学生1人当たりの公教育費支出額は、2022年の時点で前年比24.9%増の1万9805ドルを記録した。これは、OECD平均の1万5023ドルを大きく上回る金額である。高等教育段階では、1人当たりの公教育費が前年比8.3%増の1万4695ドルを記録した。
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