写真は、「2024外国人留学生採用博覧会」の様子=2024年5月、釜山、釜山グローバル都市財団
[テレシア・マーガレット]
韓国の中小企業の94%が、少子高齢化による慢性的な人手不足を解消するために、外国人労働者を雇用していることが分かった。
中小企業中央会は16日、外国人労働者を雇用する事業主を対象に行った意見調査の結果を発表した。今回の調査は、昨年外国人労働者を雇用した従業員50人以上の中小企業503社を対象に、7月に実施された。
調査の結果、回答企業の93.8%が現在、外国人労働者を雇用しており、98.2%が今後も「現状維持」または「雇用拡大」を計画していると答えた。
今後3年間の外国人雇用許可人数に関する需要見通しも、肯定的だ。回答企業の55.5%が「増加」、41.7%が「現状維持」と予想しており、外国人労働者の需要は今後も継続すると見られる。
中小企業中央会のイ・ミョンロ人材政策本部長は、「新政府発足に伴い、外国人労働者を雇用する事業者の間で景気改善への期待が高まっている」と述べた。また、「雇用計画が維持・拡大される中で、雇用許可制が安定的に運営され、人材の需給が適時に行われることを期待している」と述べた。
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