社会

2025.10.16

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写真は、授賞式の様子=15日(現地時間)、イタリア・ミラノ

写真は、授賞式の様子=15日(現地時間)、イタリア・ミラノ


[アフメットジャヴァ・アイスル]

子どもたちの健康な食事のために取り組んできたソウル市の努力が、世界的に評価された。

ソウル市は16日、イタリア・ミラノで15日(現地時間)に開かれた「ミラノ都市食料政策協約(MUFPP)」10周年グローバルフォーラムで、「ミラノ協約賞(Milan Pact Awards)」本賞を受賞したと発表した。

「ミラノ都市食料政策協約」は、世界95カ国・336都市が加盟する国際協約で、公正で持続可能な食システムの実現を目指している。2年ごとに優秀都市を選び、表彰している。

ソウル市は、「未就学児のための健康的な給食環境づくり」事業の体系性や公共性、拡張性が評価され、「持続可能な食と栄養」部門で本賞を受賞した。

この事業は、栄養士のいない小規模な児童給食施設に、標準化された栄養・衛生管理体制を提供するために設けられた子ども給食管理支援センターの運営政策だ。

ソウル市の25自治区にある子ども給食管理支援センターでは、約4800カ所の児童給食施設を対象に、給食やおやつの管理、衛生点検、栄養教育のほか、調理員や保育教諭への研修を定期的に実施している。

aisylu@korea.kr