「2018平昌(ピョンチャン)冬季オリンピック」が開催される平昌のアルペンシア・スライディングセンター(Alpensia Sliding Centre)で「氷の上スピード戦争」が繰り広げられた。
17日に始まった「Viessmannリュージュワールドカップ(Viessmann Luge World Cup)」は、いよいよ開幕まで1年を切った平昌冬季オリンピックの正式種目「リュージュ」の最終のリハーサルとなった。
リュージュワールドカップの予選であるネーションズカップ、男子ダブル競技では12カ国、16チームの選手が1201mのトラックを沿ってそりの早いスピードを伝えた。ロシアの国旗を振りながら応援するファンの期待に応え、ロシアのアレクサンドル・デニシェフ(Alexander Denisyev)とウラディスラフ・アントノフ(Vladislav Antonov)が47秒120の記録で1位になった。
17日、江原道平昌アルペンシア・スライディングセンターで「2018平昌冬季オリンピック」のテストイベントとして行われた「Viessmannリュージュワールドカップ」のネーションズカップのダブル競技に出場、47秒120を記録して1位になったウラディスラフ・アントノフ(Vladislav Antonov)とアレクサンドル・デニシェフ(Alexander Denisyev)
「Viessmannリュージュワールドカップ」のネーションズカップのダブル競技に出場した韓国のパク・ジンヨンとチョ・ジュンミョンがトラックを滑り降りている。彼らは5位を記録して18日に行われる本選に出戦する。
「Viessmannリュージュワールドカップ」のネーションズカップのダブル競技でトラックを早く走っているアメリカのジャスティン・ギャレット・クリューソン(Justin Garret Krewson)とアンドリューシャーク(Andrew Sherk) 。
リュージュの競技が行われたアルペンシア・スライディングセンターは来年平昌冬季オリンピックのために新しく建てた競技場だ。ここではオリンピック期間中リュージュをはじめ、スケルトン、ボブスレーの3種目が行われる。2018年に開催される冬季オリンピックにちなんで全長2018mとなっており、16カ所のカーブがある。
‘「2018平昌冬季オリンピック」の期間中、新設競技場アルペンシア・スライディングセンターではリュージュをはじめ、スケルトン、ボブスレーのそり3種目が行われる。
17日、江原道平昌アルペンシア・スライディングセンターで練習しているリュージュ選手
「Viessmannリュージュワールドカップ」のためにアルペンシア・スライディングセンターの氷質を事前に確認した出場選手と関係者満足そうな面持ちだった。
国際リュージュ連盟のアチィス・ストレンガー役員は「(オリンピックを)今すぐ開いてもいいくらいだ」 「トラックから周辺施設まで必要な準備は終わった」と満足げに話した。また、ドイツから帰化した韓国代表アイリーン・フリッシュ(Aileen Frisch)は「(難コースの)9、15番を除くと全体的に選手の技量よりも加速度を得やすい重量選手が有利だと思う」と評価した。
キ厶・ヨンシン、キ厶・ヨンア コリアネット記者
写真 チョン・ハン コリアネット記者
ysk1111@korea.kr
「Viessmannリュージュワールドカップ」のネーションズカップのダブル競技で1位になったロシアのアレクサンドル・デニシェフ(Alexander Denisyev)とウラディスラフ・アントノフ(Vladislav Antonov)。顔にロシアの国旗を描いたファンとの記念写真。