2月19日から「2017冬季アジア札幌大会(2017 Sapporo Asian Winter Games)」が北海道の札幌で八日間の戦いの火蓋を切ったなか、アジアの31の国と地域の冬季スポーツの選手達もメダル争奪戦に乗り出した。
「冬の感動を公有して、もっと大きい夢に向かって前に進む」の意味の「Beyond Your Ambitions」をスローガンにした今回の大会で、出戦選手は氷上、スキー、バイアスロン、アイスホッケー、カーリングなど、5つの種目で64個の金メダルをかけて、26日まで競争する。インドネシア、東ティモール、トルクメニスタン、ベトナム、スリランカは始めて冬季アジア大会に選手を派遣した。
142人の韓国選手団は金メダル15個を獲得、「2003冬季アジア青森大会」以後、14年ぶりの総合2位を目標に見据えた。
19日、北海道のサッポロテイネスキー場で開かれた「2017冬季アジア札幌大会」スノーボード男子大会に出場したイ・サンホ。イ・サンホはこの日金メダルを獲得、20日のスノーボード男子回転でも金メダルを獲得し2冠になった
21日現在、韓国はメダルランキングで1位となっている。
19日、北海道のサッポロテイネスキー場で開かれたスノーボード男子大会で、韓国のイ・サンホが優勝し金メダル第一号となった。翌日、スノーボード男子回転でも金メダルを獲得し2冠になった。
20日、札幌白旗山競技場で開かれた男子クロスカントリースキー1.4キロメートル個人スプリントクラシックファイナルで、キム・マグナスが中国の孫清海と100分の1秒の差で、3分11秒40を記録、一番でゴールライン通過した。
20日、札幌真駒內公園室內滑冰場で開かれた「2017冬季アジア札幌大会」ショートトラック女子1500メートルファイナルで金メダルを獲得したチェ・ミンジョン(左)
20日、帯広オーバルで開かれた「2017冬季アジア札幌大会」スピードスケート男子5000メートル競技で疾走するイ・スンフン。彼はこの試合で6分24秒32を記録しアジア新記録を更新、金メダルを獲得した
雪上と共に、氷上種目でも金メダル行進が続いた。帯広オーバルで開かれたスピードスケート男子5000メートルで、韓国のイ・スンフンが6分24秒32のアジア新記録で優勝した。札幌真駒內公園室內滑冰場で開かれたショートトラック女子1500メートルファイナルでは、チェ・ミンジョンが終盤の逆転劇を制し、2分29秒416で金メダルを手にした。ショートトラック男子1500メートルファイナルでもパク・セヨンが中国の武大靖との接戦の末、2分34秒056の記録で金メダルの主人公になった。
ソン・ジエ、キム・ヨンア コリアネット記者
写真 聯合ニュース
jae5853@korea.kr
20日、日本の札幌真駒內公園室內滑冰場で開かれた「2017冬季アジア札幌大会」、ショートトラック男子1500メートルファイナルで優勝して喜ぶパク・セヨン