スポーツ

2018.03.12

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パラリンピックには、オリンピックと同じ種目が実施されるが、用具や競技方式などの違いがある。「2018平昌冬季パラリンピック」を楽しんでもらいたいため、コリアネットはパラリンピックの6種目(アルペンスキー、バイアスロン、スノーボード、車いすカーリング、パラアイスホッケー、クロスカントリースキー)を紹介する。


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「2018平昌冬季パラリンピック」パラアイスホッケーの韓国対チェコ戦での鄭勝煥(チョン・スン ファン)=11日、江原道・江陵、文化体育観光部



[カン・ガヒ、キム・ウニョン]

パラアイスホッケーと車いすカーリングは、下半身に障害を持つ者が出場できる男女混合の氷上種目だ。
パラアイスホッケー選手は、アイスホッケーと同じくパック(Puck)を用いるが他には違う装備を用いる。スレッジと呼ばれる専用そりに乗り、両手にスティックを持つ。そりは、パックの通過できる高さで製作される。スティックは、アイスホッケーより短いものを2本持つ。この先端(ブレードとは反対側)にはアイスピックが取り付けられており、これを氷に引っ掛けて滑走する。
パラアイスホッケーは、一般のアイスホッケーのルールと同様。競技時間は15分ずつ3回。

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「2018平昌冬季パラリンピック」車いすカーリングの英国対ノルウェー戦=10日、江原道・江陵、平昌組織委員会



車いすカーリングは、一般のカーリングの競技ルールに準じ、用具・競技施設も共通。1人以上の女性選手が含まれる男女混合の氷上種目だ。
一般のカーリングとは違って、ブラシで氷の表面を掃くスウィーピングは行わない。投球だけで競技が行われるため、選手たちはデリバリーと呼ばれるスティックで真剣にストーンを押し出す。選手が投球の際、車いすが揺れないように同じチームの選手が後ろから車いすを掴む。

eykim86@korea.kr