最高の左腕を表彰する「ウォーレン・スパーン賞」の受賞者となった柳賢振=聯合ニュース
[オ・ヒョヌ、イ・ギョンミ]
米大リーグ、トロント・ブルージェイズの柳賢振(リュ・ヒョンジン)が22日(韓国時間)、シーズンで最も活躍した左腕投手に贈られる「ウォーレン・スパーン賞」を受賞した。韓国人としてはもちろん、アジア人投手としても初めての受賞となる。
ウォーレン・スパーン賞委員会の共同委員長であるチャク・シャーリー(Chuck Shirley)氏は、「新型コロナウイルスが拡大しているという厳しい状況下でも、柳賢振は素晴らしい活躍を見せ、この賞を受賞するのに相応しかった」と評価した。
同賞は、米メジャーリーグ史上最も優秀な左腕投手で、左腕史上最多の通算363勝を記録したウォーレン・スパーンの功績を称えるもので、1999年からに制定された。勝利と防御率、奪三振の成績が受賞の基準となる。ランディ・ジョンソンとクレイトン・カーショウが歴代最多の4度受賞している。
柳賢振は今年、12試合に先発出場し、5勝2敗、防御率2.69、72奪三振の好成績を上げた。左腕投手の中では、勝利数ランキング3位、防御率と奪三振数ランキング2位だった。チームのポストシーズン進出のけん引役を担った。
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