ノリッジ戦でゴールを決めた孫興民=22日、英ノリッジ、トットナム・フェイスブック
[ソ・エヨン、キム・ウニョン]
サッカーのイングランド・プレミアリーグ、トットナムに所属する韓国代表FW孫興民(ソン・フンミン)が、アジア人初のプレミアリーグ得点王(23ゴール)に輝いた。
プレミアリーグ最終38節、ノリッジ対トッテナムが22日(現地時間)、行われた。トッテナムは5―0で完勝し、来季欧州チャンピオンズリーグ(CL)に出場できる4位を守った。
孫は、2ゴールし、今季の得点を23点に伸ばし得点王に輝いた。リバプールのサラーを1点差で追う得点ランキング2位だった孫は、3―0でリードしていた後半25分に得点した。さらにその5分後にもチーム5点目の得点をマーク。
欧州5大リーグ(イングランド、スペイン、ドイツ、イタリア、フランス)で、アジア出身選手が得点王になるのは、孫が初めて。
試合後、孫はインタビューで「この賞をもらうなんて信じられない。子どもの頃から夢見ていたことが僕の手の中にある」とし、「ゴールを決めるまでは、ビッグチャンスを逃してしまい悔しかった。チームメイトには、簡単なチャンスを逃し、難しいチャンスを得点したと言った。チームのみんなが僕を助けてくれた」とコメントした。
アジア人初のプレミアリーグ得点王に輝いた孫興民=トットナム・ツイッター
尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領は23日、孫に祝電を送った。尹大統領は「孫選手の努力と情熱が作り上げた結晶だ」とし、「個人の栄誉にとどまらず、アジアサッカー界を挙げて祝うことだ」とコメントした。
xuaiy@korea.kr