ハットトリックを達成し、3ゴールを意味するため、指3本を見せる孫興ミン=トッテナム公式ホームページ
[パク・ヘリ]
サッカーのイングランド・プレミアリーグ(EPL)のトッテナムに所属する韓国代表FW孫興ミン(ソン・フンミン)が17日(韓国時間)、第8節レスター戦で今季初ゴールを含むハットトリックを達成した。ホームのトッテナムが6―2で勝利を収めた。
トッテナムが3―2でリードしていた後半14分、リシャルリソンに代わって投入された孫は後半28分に、右足のシュートを放った。強烈なミドルシュートがゴールに突き刺さった。待望の今季初ゴールだった。
後半39分、ハリー・ケインからのボールを受けた孫は、左足インサイドで巻いたシュート。これがキレイにゴール左に決まった。それから2分後、ピエール・エミール・ホイビュアが孫へスルーパスを供給、孫は右足で冷静にゴールを決めた。これで孫はハットトリックを達成した。
トッテナムによると、孫が3得点するまでかかった時間は「13分21秒」。EPLで交代投入された選手がハットトリックを達成したのは、2015年9月、当時エバートン所属のスティーヴン・ネイスミス以来初めて。
この日のハットトリックで孫は、EPL個人通算得点が93から96となった。
地元メディアも孫を高く評価した。英BBCは孫に9.39点を与え、同日試合の最優秀選手に選んだ。
英国のサッカー誌「フットボール・ロンドン」は、孫に最高の10点を与え、「孫はベンチから出てハットトリックを達成し、相手チームのレスターシティを6―2で押さえたトッテナムの英雄」と評価した。
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