[コ・ヒョンチョン]

韓国水泳のキム・ウミン（江原道庁）とアーチェリーのイム・シヒョン（韓国体育大学）が第１９回杭州アジア大会で「韓国最優秀選手」（MVP）に選ばれた。

大韓体育会は８日（現地時間）、中国杭州グランド・ニューセンチュリー・ホテルの大韓体育会スポーツ外交ラウンジで開かれた記者会見で、今大会のMＶＰ選手を発表した。

今回のＭＶＰは、杭州アジア大会を取材した韓国記者団の投票で決まった。大韓体育会が韓国選手を対象にアジア大会のＭＶＰ選定したのは今回が初めて。

キム・ウミンは男子４００メートル自由形（３分４４秒３６）と８００メートル（７分４６秒０３）、男子８００メートルリレー（７分０１秒７３）で金メダルを獲得し、今回のアジア大会水泳３冠王に輝いた。キム・ウミンは１５００メートル自由形でも銀メダルを獲得し、金メダル３個、銀メダル１個で大会を終えた。

イム・シヒョンは女子個人戦、混合団体戦、女子団体戦の３冠王を達成した。韓国の選手がアジア大会でアーチェリー３冠王に輝いたのは１９８６年のソウルアジア大会以来３７年ぶりのこと。

キム・ウミンは「これまで一生懸命やってきた練習がＭＶＰ受賞で報われたようで胸がいっぱいだ」とし「来年のドーハ世界水泳選手権大会とパリ五輪でも良い成績を出したい」と語った。

イム・シヒョンは「ＭＶＰに選ばれただけに、今後もより良い成績を出したい」と述べた。

この他、バドミントン個人戦決勝で、膝の負傷にもかかわらず優勝したアン・セヨン（三星生命）が闘魂賞、卓球女子ダブルスで金メダルを取ったシン・ユビン（大韓航空）が成就賞を受賞した。

韓国選手団で最年少の出場選手である小学生スケートボード代表のムン・ガンホ（江原ローラースポーツ連盟）と、２５年ぶりに女子背泳ぎ２００メートルで銅メダルを獲得したイ・ウンジ（芳山高）には激励賞が贈られた。

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