記念撮影をする国際オリンピック委員会の委員ら=17日(現地時間)、インド・ムンバイ、大韓体育会
[イ・ジヘ]
国際スケート連盟(ISU)会長兼サムスン経済研究所の社長である金載烈(キム・ジェヨル)氏が国際オリンピック委員会(IOC)の新たな委員に選出された。韓国人のIOC委員は12人目となる。
IOCは17日、インドのムンバイで総会を開き、金氏ら8人を新たなIOC委員に選出した。
金氏は、大韓スケート競技連盟(KSU)会長、2019平昌(ピョンチャン)冬季オリンピック組織委員会の副委員長、大韓体育会副会長、2022北京冬季オリンピックでIOC調整委員会の委員、ISU執行委員を務めた。今年6月には、ISUが設立されて以来、130年ぶりに非ヨーロッパ人として初めて会長に選出された。
金氏のIOC委員選出を受け、韓国人の現役IOC委員は、大韓体育会会長の李起興(イ・ギフン)委員、元卓球選手の柳承敏(ユ・スンミン)選手委員と合わせて3人となった。
文化体育観光部の柳仁村(ユ・インチョン)長官は、「韓国人がIOC委員として3人も同時に活動するということは、2000年初頭以来初めて」とし、「IOC委員として、韓国だけでなく国際スポーツの発展をリードする活躍をしてほしい」とコメントした。
尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領はこの日、フェイスブックに「IOC委員に選出されたことをお祝いする」とし、「これから韓国スポーツの発展だけでなく、スポーツを通じてより良い世界を作ってほしい」と投稿した。
jihlee08@korea.kr