スポーツ

2024.08.12

パリ五輪の閉会式が11日(現地時間)に行われ、17日間の大会が幕を下ろした。32競技・329種目が実施され、205カ国・地域から約1万500人の選手が参加した。韓国は21競技に144人の選手が出場し、金メダル13個、銀メダル9個、銅メダル10個を獲得し、当初の目標(金5)をはるかに超えた。金メダル13個は、2008年の北京大会、2012年のロンドン大会での韓国勢の最多金メダル記録に並んだ。

パリ五輪の閉会式で入場する韓国選手団=11日(現地時間)、フランス

パリ五輪の閉会式で入場する韓国選手団=11日(現地時間)、フランス


[ユ・ヨンギョン]
[写真=聯合ニュース]

韓国は、お家芸と言えるアーチェリーで5個の金メダルを獲得し、全種目優勝を果たした。キム・ウジン、イ・ウソク、キム・ジェドク(以上男子)、イム・シヒョン、チョン・フンヨン、ナム・スヒョン(以上女子)が出場した韓国勢は、男女の個人・団体戦、混合団体戦で首位に立った。キム・ウジンとイム・シヒョンは3冠王に輝いた。

射撃では3個の金メダルを獲得した。女子10メートルエアピストル個人でオ・イェジンが、女子10メートルエアライフル個人でパン・ヒョジンが予想外の金メダルを手にした。ヤン・ジインは、女子25メートルピストル個人で優勝した。

フェンシングでは、金2(男子サーブル個人と団体)、銀1(女子サーブル団体)の成果を上げた。オ・サンウクは男子サーブルの個人・団体で金メダルを獲得し、2冠王となった。

アン・セヨンはバドミントン女子シングルスで金メダルを獲得した。韓国勢が 金メダルを獲得したのは、1996年アトランタ五輪のパン・スヒョン以来28年ぶり。

テコンドーでは、パク・テジュンが男子58キロ級で、キム・ユジンが女子57キロ級で金メダルを獲得した。

アーチェリー混合団体で金メダルを獲得したイム・シヒョン(左)、キム・ウジン=2日(現地時間)、フランス・パリ

アーチェリー混合団体で金メダルを獲得したイム・シヒョン(左)、キム・ウジン=2日(現地時間)、フランス・パリ


大会最終日の11日には、銀メダル1個、銅メダル1個を獲得した。重量挙げ女子81キロ超級でパク・ヘジョンが、スナッチ131キロ、ジャーク168キロを挙げ、トータル299キロで2位となった。

近代五種ではソン・スンミンが女子決勝に進出し、1441点で銅メダルを獲得した。

dusrud21@korea.kr