[シャルル・オデゥアン]
[映像=世界ドーピング防止機構 公式 ユーチューブチャンネル]
文化体育観光部は5日、韓国が世界ドーピング防止業務の最高機関である世界ドーピング防止機構(WADA)の理事会理事国に5期連続で選出されたと明らかにした。
世界ドーピング防止機構(WADA)理事会は、世界のドーピング防止政策や主要事業を審議・決定する最高意思決定機関である。現在、アジア地域では韓国のほか、日本、中国、サウジアラビアが理事国として活動している。理事国の任期は3年。
韓国は、1999年の世界ドーピング防止機構(WADA)設立当初から2006年まで理事国を務め、2014年の復帰以降は連続して選出されている。今回の選出により、2028年まで理事国としての地位を維持する。
6年ごとに開催される世界ドーピング防止機構(WADA)総会が、12月にアジアで初めて釜山(プサン)で開催される。今回の会議には、WADA会長や国際オリンピック委員会(IOC)委員などの国際スポーツ機関関係者、各国政府の代表が出席し、今後6年間の世界ドーピング防止政策の方向性や主要戦略について議論する。
文化体育観光部は、「WADA理事国としての再任と釜山での総会開催は、アンチ・ドーピングにおける国際協力を強化し、スポーツの清廉性と公正性を高める契機となるだろう」と述べた。
caudouin@korea.kr