韓国文化院

 

駐日韓国文化院新庁舎移転1周年記念
韓日餅文化交流展
「お餅お菓子で築く橋~ 韓国から日本まで」

 

    餅1餅餅3餅

 

 駐日韓国文化院では四谷新庁舎オープン1周年を迎えて韓国と日本のお餅を比較してみる展示会および講演会を開催します。
韓国と日本はお米を主食とする農耕文化圏であるため、お米をはじめとする穀物を基にした様々な食文化を持っています。
韓国では、季節が変わる時、重要な行事にはお餅を作り、分け合って食べる風習があります。
お餅の種類、食べる時期は異なりますが、これは日本でも見られる風習で、両国の似ていながら違う食文化を通じて相手のことを理解できる助けとなるものです。
過去と現在、韓日両国の食生活を理解し、その中にこめられている知恵を通じて東アジアの優れた文化を再認識し、さらに近づくことが出来る契機になればと思います。
韓国と日本のお餅お菓子などの食文化に関心がある方々のご参加およびご観覧をよろしくお願いします。

【展示】
 - 日程:2010年6月25日(金)17:00~
      2010年6月26日(土) 10:00~17:00

 - 場所:韓国文化院 ラウンジ (2F) ※入場無料

 - 内容:韓国と日本の時節のお餅、お菓子の展示
        《餅の試食及びお餅作り体験》
         *韓国のお餅:サムセクコッ(三色花)サンビョン作り
         *日本のお餅:上生菓子作り
       ※体験時間:6月26日(土) 10:00~11:00 / 14:00~15:00 
                                   先着順50名(開始10分前から整列します。)

 *本展示会は駐日韓国大使観韓国文化院での展示後、駐韓日本大使館公報文化院(2010年9月16日~17日)で開催されます。

【講演会】
 - 日時:2010年6月25日(金) 19:00~
 - 場所:韓国文化院 ハンマダンホール(2F)

 - 講師:餅博物館 ユン・スクジャ 館長
 - 内容:韓国と日本の時節のお餅
 
   本講演会に韓国と日本のお餅に関心がある皆様をご招待します。奮ってご応募ください!
   詳細は下段の内容をご参考ください。

*主催:駐日韓国大使観韓国文化院、餅博物館(韓国)

【韓国と日本のお餅】
韓国では節気と季節により、その時期に生産される材料を利用して餅を作り、親戚や近所の知り合いの人々と分けて食べました。韓国は稲と雑穀をともに耕作し、豆・小豆・そばなどを利用して餅を作り、その作り方や材料により餅の種類が多様なことが特徴です。
一方、日本は韓国と同じように米が主食で、米で作った多様な種類の餅が発達し、四季の趣きを美しい形と色で表現しました。もち米を打って作った餅類が発達しましたが、これは湿度が高い日本では蒸し餅類は変質しやすいためでした。日本では、お餅のことを「餅」・「糯」・「黐」と表現しますが、その三つを合わせてモチ(餅)と呼びます。

<展示されるお餅>
◆ 韓国
お正月のトックク(お雑煮)、中和節の奴婢松餅(ソンピョン)、サンジナル(陰暦3月3日)のつつじの花煎、端午のヤマボクチ切餠、秋夕(チュソク)の松餅(ソンピョン)、陰暦10月の小豆蒸し餅、冬至 のおしるこなど。
      韓国のお餅

 

◆ 日本
元旦の鏡餅、桜の季節の菱餅、春の彼岸の御萩、端午のちまき、仲秋節の月見団子、秋の彼岸の牡丹餅、 亥日の亥の子餅、陰暦11月のみたらし団子など。
     日本のお餅

 

《講師紹介》 

                                                                                                                                                                                              yun  

 尹淑子(ユン・スクジャ)餅博物館 館長
  培花(ベファ)女子大学伝統調理学科教授歴任
  全国調理学科教授協議会会長歴任
  伝統食品名人審査委員長
 (社)韓国伝統飲食研究所長、餅博物館長


  大韓航空(KAL)機内食 韓食部門諮問委員
  2005年 APEC首脳会議 韓国宮中飲食特別展 開催
  2008年 東京食品博覧会 食文化広報館 運営
  2010年 日本の鳩山幸総理夫人と韓国の李明博(イ・ミョンバク)大統領、

 金潤玉(キム・ユノク)夫人の餅博物館観覧及びキムチ作り体験イベン

 ト主管など

 

 

 

 【講演会 参加応募要領】
 韓国と日本の食文化に興味のお持ちの方々を本講演会にご招待します。
 観覧を希望される方は韓国文化院ホームページwww.koreanculture.jpの「イベント応募」コーナーからお申し込み下さい。 (申し込みはお一人様2名まで)
 ■ 招待者数 : 200名 
 ■ 応募締切 : 6月 15日(火)
 ■ 申し込みが定員を超えた場合は抽選とさせていただきますので、ご了承ください。
  (当選された方のみ、6月11日(金)までにメールでご連絡させていただきます。)