明洞の風景=7月31日、聯合ニュース
[ソ・エヨン、キム・ウニョン]
韓国開発研究院(KDI)は9日発表した「経済動向8月号」で、韓国経済について「新型コロナウイルス感染症拡大による否定的な影響は減少し、景気不振は多少緩和されている」との見方を示した。
3月から7月までを「景気萎縮」と見なしたが、8月を「景気不振緩和」と評価。
KDIは、感染症拡大が収まるにつれ、韓国経済をけん引してきた内需の柱である設備投資が増加の勢いを維持していて、内需不振も緩和されたと説明した。経済の対外不確実性は高まっていると分析。
今後の見通しについて、感染者の増加や米中対立の深刻化などが景気回復に悪影響を与えるとの懸念を示した。
一方、金融監督院が10日発表した「7月外国人証券投資動向」によれば、6カ月ぶりに売り越しに転じた。外国人投資家は7月の1カ月間に、韓国上場株式を5820億ウォン(約517億円)買い越した。
外国人韓国株買い越し ■ KOSDAQ ■ 有価証券=韓国開発研究院
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