経済

2020.12.14

韓国の株式市場が活気を取り戻している中、外国人投資家が集中していることを受け、海外メディアが韓国の株式市場に注目している=9日、ソウル、聨合ニュース


[キム・ミンジ、イ・ギョンミ]

韓国の株式市場が活気を取り戻している中、外国人投資家が集中していることを受け、海外メディアが韓国の株式市場に注目している。

米ブルームバーグは12日(現地時間)、「アジアで最も人気を博している市場に対する熱気はさらに熱くなる」という記事で、「2021年、世界的な景気浮揚の波に乗ろうとする投資家にとって、韓国はアジアで最も人気のある市場の一つ」と報じた。

ブルームバーグは、「海外ファンドがこの期には、4年ぶりに最も速いスピードで韓国の株式を買い、今年アジアにおいて韓国総合株価指数(KOSPI)が最高の実績を上げることに寄与した」とし、「海外ファンドの今年の国内債券買い入れは580億ドルで、史上最高に向けて進んでいる」と伝えた。

また、「韓国の経済と技術株については、引き続き楽観的」という資産運用会社である「インベスコ」のデイビッド・チャオ市場戦略家の意見も紹介した。

英国のフィナンシャル・タイムズ(FT)も11日(現地時間)、「韓国株式市場の好調に外国人投資家がつめかける」という記事で、「景気回復の兆しが見え、外国人投資家らが今年の実績が最も良いところの一つである韓国株式市場に詰めかけている」と報道した。

FTは、「KOSPIは、新型コロナウイルスの影響で市場の混乱が最も大きかった3月以来、約90%上昇した」とし、「11月以降、株式の資金純流入額が50億ドルに達する」と伝えた。

また、「コロナ禍においても韓国経済が回復しているという様々な兆候が需要を押し上げた結果」と分析した。

kimmj7725@korea.kr