経済

2023.02.22

輸出される自動車=聯合ニュース



[キム・ハヨン]

電気自動車、ハイブリッド車、水素自動車といったエコカーの輸出が増加していることから、韓国の先月の自動車輸出額が過去最高を更新した。

自動車生産、内需、輸出の3つの指標が6カ月連続で増加した。

産業通商資源部が20日に発表した1月の自動車産業動向によると、先月の自動車輸出額は去年より21.9%増加となる49億8000万ドルだった。1月の輸出額としては最高額。これまでの1月の最高額は2013年の42億ドルだった。

自動車の輸出台数は11.3%増の20万1000台だった。

ブランド別で見ると、起亜(キア)自動車が19.7%増加を記録した。韓国GMは32.3%増、双竜(サンヨン)自動車は42.1%増となった。現代自動車の場合、電気自動車の輸出は増え、SUV(スポーツ・ユーティリティービークルの略、スポーツ用多目的車に当たる)の輸出は減り、全体の輸出台数は昨年に比べ1.1%増となった。

ルノーコリア自動車の輸出は、自社のXM3の輸出減少の影響を受け、10.3%減となった。

全体の自動車輸出額に占めるエコカーの割合が初めて35%を突破し、輸出成長をけん引した。

先月のエコカー輸出額は、前年同月比42.3%増の17億9000万ドル、輸出量は29.8%増の5万7000台だった。輸出額・輸出量ともに過去最高。

半導体不足が緩和し、先月における自動車の総生産量は13.2%増の30万7000台だった。

生産量が増えただけに販売が増加し、同期間韓国内で販売された量は、昨年1月に比べ4.7%増の11万7000台だった。

hayeounk8@korea.kr