７月末の時点で、韓国の外貨準備高は前月比１３億ドル増の４１３５億１０００万ドルを記録した。写真は、ハナ銀行偽造・変造対応センターの様子＝ソウル・中区、聯合ニュース

[キル・ギュヨン]

韓国の外貨準備高が、４カ月ぶりに増加に転じた。

韓国銀行が５日に発表した「２０２４年７月末の外貨準備高」によると、韓国の外貨準備高は先月の時点で、前月比１３億ドル増の４１３５億１０００万ドルを記録した。

外貨準備高が増加したのは４カ月ぶりのこと。外貨建ての外国為替平衡基金債券が新たに発行され、外貨が増加した影響だ。また、ドル安の影響により、その他の通貨外貨資産の換算額が増加した影響もある。

有価証券が、前月より３０億７０００万ドル増の３６７０億５０００万ドルを記録した。国際通貨基金（ＩＭＦ）特別引出権（ＳＤＲ）も、３億ドル増え、１４９億５０００万ドルを記録した。金は、前月と同様に４７億９０００万ドルを記録したものの、預置金は２０億８０００万ドル減の２２３億５０００万ドルを記録した。

国内の外貨準備高の規模は、６月末時点、４１２２億ドルで世界９位。１位は中国（３兆２２２４億ドル）、２位は日本（１兆２３１５億ドル）、３位はスイス（８８３８億ドル）の順だった。

gilkyuyoung@korea.kr