金融活動作業部会の相互審査の結果、「通常フォローアップ国」となった韓国=聯合ニュース
[キム・ソナ]
金融活動作業部会(FATF)は21~25日、フランス・パリで総会を開き、韓国の国際基準履行評価のレベルを「通常フォローアップ国(Regular follow-up)」に分類した。
FATFは、マネーロンダリングやテロ資金供与、大量破壊兵器の拡散にかかる資金供与対策のための国際基準の策定・履行を担う多国間の枠組み。FATF基準の履行を担保するため、相互審査を実施し、この結果に応じて「通常フォローアップ国」「重点フォローアップ国」「観察対象国」に分類する。
金融委員会傘下の金融情報分析院は、「2001年、特定金融情報法、犯罪収益隠匿規制法の制定により資金洗浄防止システムを導入してから23年で、国際社会から認められた」とし、「優秀な資金洗浄防止システムを持つ先進国としての韓国のイメージがよくなり、韓国の金融会社・金融システムの信頼が高まるだろう」と期待を示した。
今回の相互審査を受け、韓国と同じく「通常フォローアップ国」に分類された国は、英国・フランス・日本・イスラエル。ドイツ・オーストラリア・中国・メキシコ・ブラジルなどは「重点フォローアップ国」に分類された。
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