写真は、スイス・ジュネーブにあるWIPOの全景=世界知的財産機関の公式フリッカー
[チョン・ミソン]
[映像=WIPO公式ユーチューブチャンネル]
韓国の企業が出願した国際特許の数が、前年比7.1%増加し、5年連続世界4位を記録した。
特許庁は2024年、韓国の国際特許出願(PCT)が前年比7.1%増の2万3851件を記録し、中国、米国、日本に続き5年連続で世界4位を占めたと明らかにした。
トップ5に入った米国(ー2.8%)、日本(-1.2%)、ドイツ(-1.3%)などの主要特許強国が、減少傾向を示す中、韓国は高い増加率を記録した。
PCT出願数でトップ5に入った起業としては、サムスン電子が4640件で2位、LG電子が2083件で4位を占めた。サムスン電子は、前年比18.2%増を記録し、トップ10のうちで最も高い伸び率を記録した。
大学部門ではソウル大学(5位)、漢陽(ハニャン)大学(15位)、高麗(コリョ)大学(18位)、延世(ヨンセ)大学(20位)がランクインした。
昨年、全世界の国際特許出願は27万3900件で0.5%増加した。マドリッド制度の商標出願は1.2%、ハーグ制度の意匠出願は10.3%増加した。
特許庁はWIPOと協力し、海外進出企業の知識財産権保護と法律諮問の支援を行っている。
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