韓国水力原子力は、ドゥコバニ新規原発事業の本契約を締結すると明らかにした。写真は、チェコのドゥコバニ原発の全景=7日、チェコのプラハ、韓国水力原子力
[カン・ガヒ]
韓国水力原子力が、チェコの新規原発建設事業の事業者に選定された。総事業費が26兆ウォン規模のプロジェクトだ。
韓国水力原子力は7日、チェコのプラハでドコバニ新規原発事業の本契約を締結すると明らかにした。韓国企業の原発輸出は、2009年のアラブ首長国連邦(UAE)のバラカ原発以来、16年ぶりだ。
本契約が締結されたら、現在、原発4基が稼働されているチェコのドコバニ原発団地に、5号と6号を新規で建設する。事業費は約4000億コルナに達すると予想される。
今回、新たに建設する原発は、2036年ごろから順次運転を開始する見通し。チェコは、2022年時点で37%の原子力発電の比率を、2050年までに50%に引き上げる計画で、ドコバニとテメリンの両原発に建設を進めている。
韓国水力原子力が主導するコンソーシアムには、韓国電力技術、韓電KPS、韓電原子力燃料など、韓国電力グループ系列会社と民間業者の斗山(ドゥサン)エナビリティ、大宇(テウ)建設などが参加する。
kgh89@korea.kr