「AI半導体協業フォーラム」で発言する産業通商資源部のアン・ドクグン長官=20日、ソウル・中区、産業通商資源部
[カン・ガヒ]
韓国がオンデバイスAI半導体の開発に乗り出した。4大特化分野として、自動車、モノのインターネット(IoT)・家電、機械・ロボット、防衛産業を選定した。
産業通商部は20日、ソウル・中(チュン)区にあるウェスティン朝鮮ホテルで「AI半導体協業フォーラム」を開き「K-オンデバイスAI半導体技術開発事業」を推進すると明らかにした。
「オンデバイスAI半導体」とは、クラウドに依存せずに、モバイルデバイス上で直接AI機能を実行できる低遅延・低電力半導体のこと。
今回のプロジェクトでは、4大分野別のオンデバイスAI半導体とソフトウェア、モジュール、AIモデルなどをフルスタックで開発・実証する。
現代自動車、LG電子、ドゥサンロボティクス、デドン、韓国航空宇宙産業(KAI)などがプロジェクトに参加する。韓国のファブレス、SW企業らとオーダーメイド型のAI半導体とソフトウェアを開発・実証・搭載・量産する計画だ。
産業部の説明によると、1兆ウォン規模の大型プロジェクト企画の仕上げの段階にあるという。予備妥当性調査の免除申請など、関連手続きを迅速に進め、早ければ来年から政府予算を確保する計画だ。
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