経済

2025.07.07

写真は、ポーランドのグドニア港に荷役中のポーランドのK2戦車=現代ロテム

写真は、ポーランドのグドニア港に荷役中のポーランドのK2戦車=現代ロテム


[イ・ダソム]

韓国産K2戦車におけるポーランドへの2次輸出契約が確定した。

ポーランドのブワディスワフ国防相が2日(現地時間)、現代ロテムとK2戦車の2次契約交渉を完了し、契約を締結する予定であることを公式発表したと、防衛事業庁が明らかにした。

契約の規模は、67億ドル前後であると推測されている。契約締結式には、両国政府の高官級が出席する予定だ。

今回の2次契約により、韓国で生産されたK2戦車とポーランド軍の要求性能を反映したポーランド型K2戦車を開発し、引き渡す予定だ。 現代ロテムとポーランド防衛産業企業が協力し、現地での組み立てや生産を行うためのK2戦車生産施設も構築される。

防衛事業庁は「現地生産拠点の構築は、総括契約に含まれているK2戦車の残りを引き渡すための、後続契約の履行の可能性を高めた」と評価した。

さらに「K-防衛産業の強みである優秀な性能と生産競争力に基づいて、相手国が希望するオーダーメイド型の改良と現地での生産は、ヨーロッパはもちろん、NATOにおいても防衛産業における新しい輸出基盤になるだろう」と話した。

ソク・ジョンゴン防衛事業庁長は、「今後もK2戦車が韓国だけでなくヨーロッパの安保において、活躍できるように尽力する」と話した。

dlektha0319@korea.kr