アメリカ大陸でKポップ(K-pop)ブームが一層熱く盛り上がっている。
3月27日(現地時間)、米ワシントンD.C.のケネディセンター・ミレニアムステージに詰め掛けた現地の観客たちは、韓国のヒップホップに熱狂した。この日、パフォーマンスを披露したのは、ヒップホップ・デュオ「ダイナミック・デュオ」だ。
3月27日(現地時間)に米ワシントンD.C.で開かれたヒップホップ・フェスティバル「ワンマイク:ヒップホップ・カルチャー・ワールドワイド」で、ヒップホップ・デュオ「ダイナミック・デュオ」が地元の観客にパフォーマンスを披露している(写真提供:駐米韓国大使館)
ヒップホップ・デュオ「ダイナミック・デュオ」のパフォーマンスに熱狂する米国の観客たち(写真提供:駐米韓国大使館)
ダイナミック・デュオは、ヒップホップ・フェスティバル「ワンマイク:ヒップホップ・カルチャー・ワールドワイド(One Mic: Hip Hop Culture Worldwide)」に韓国代表として招待され、約600人の観客の前で1時間にわたるコンサート「ダイナミックKポップ、ダイナミック・デュオin DC」を繰り広げた。
公演2週間前にチケットが完売するほど地元の熱気は熱かった。公演後に開かれた「ダイナミック・デュオとの交流」では、韓国のヒップホップへの好奇心から観覧にやって来た多くの地元の人々がダイナミック・デュオに関する質問だけでなく、Kポップの今後の展望や人気の要因、米国人のKポップ市場への進出の可能性など質問攻めにするなど、高い関心を見せた。
米ワシントンD.C.で開かれたヒップホップ・フェスティバル「ワンマイク:ヒップホップ・カルチャー・ワールドワイド」に韓国を代表して出演したヒップホップ・デュオ「ダイナミック・デュオ」が、司会者の質問に答えている(写真提供:駐米韓国大使館)
米国の大手日刊紙「ワシントンポスト」は、ナス(NAS)やラッセル・シモンズ(Russell Simmons)といった米国ヒップホップ界の大御所らが出演した今回のイベントに堂々と合流したダイナミック・デュオについて紹介した。
ダイナミック・デュオの所属事務所「アメーバ・カルチャー」の関係者は、「ヒップホップの本場で開かれた今回のフェスティバルに招待され、とても光栄だ。Kポップだけでなく、Kヒップホップ(K‐hiphop)も存在感を発揮する良い機会だと思う」と話した。
米国の大手日刊紙ワシントンポストは、ヒップホップ・フェスティバル「ワンマイク:ヒップホップ・カルチャー・ワールドワイド」に出演したヒップホップ・デュオ「ダイナミック・デュオ」について紹介した(写真提供:駐米韓国大使館)
中南米でもKポップの人気は相変わらずだ。人気アイドルグループ「シャイニー」は、4日のメキシコを皮切りにチリ、アルゼンチンの3カ国を巡回する中南米ツアーでファンを熱狂させた。
8日にアルゼンチン・ブエノスアイレスのルナ・パーク・アレナ(Luna Park Arena)で開かれた中南米ツアーのファイナル公演で、アイドルグループ「シャイニー」が数千人の観客の前で熱唱している(写真提供:シャイニー公式フェイスブック)
シャイニーは、「ジュリエット」や「Lucifer」「Dream Girl」「Everybody」などヒット曲を披露してシャイニーならではの魅力を存分に発揮し、数千人の観客を魅了した。会場に詰め掛けたファンたちは、「アルゼンチンはシャイニーが大好き!」などと書かれた横断幕を掲げ、開演中ずっと韓国語で一緒に歌を口ずさんでいた。
ツアーを終えたシャイニーは、某メディアとのインタビューで、「地元のファンの熱い声援に驚いた。中南米の強烈なエネルギーを感じた貴重な時間だった。初めての訪問にもかかわらず、熱い声援を送ってくれたファンに感謝し、機会があればぜひまた訪問したい」と感想を話した。
8日にアルゼンチン・ブエノスアイレスのルナ・パーク・アレナ(Luna Park Arena)で開かれた「シャイニーコンサート:シャイニーワールド3」で、コンサートを終えたシャイニーが数千人の観客の声援に応えている(写真提供:シャイニー公式フェイスブック)
コリアネット ソン・ジエ記者
jiae5853@korea.kr