文化

2015.10.27

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韓国人としては初めて国際ショパン・ピアノコンクール(International Fryderyk Chopin Piano Competition)で優勝したチョ・ソンジンさんの演奏ハイライトのアルバム化が決定した。11月6日リリース。ドイツ・グラモフォンがショパン・コンクール優勝者の演奏を収録したアルバムをリリースするのは初めて。

クラシックファンの注目を集めるチョさんのアルバム「2015ショパン・コンクール優勝ライブ」には、「24の前奏曲op.28」「夜想曲op.48-1」「ピアノソナタ第2番op.35」「スケルツォ第2番op.31」が収録され、コンクールでのチョさんの演奏を鑑賞することができる。

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2015国際ショパン・ピアノコンクールで演奏するチョさん



チョさんのコンクール優勝とアルバム発売の知らせを聞いたネットユーザーらは、「こんな歴史的なアルバムは聴かないわけにはいかない」「クラシックを何年も聴いているが、これだけは聴き逃せない」「韓国人であることを誇りに思う。複数枚購入しようと思っている」など熱い反応を見せている。

6歳でピアノを始め、小学校6年生までピアノとバイオリンを習っていたチョさんは、ピアニストのシン・スジョンさんと大学教授のパク・スンリョンさんから指導を受けていた。11歳だった2005年にクムホ(錦湖)英才コンサートでデビューし、2008年「国際青少年ショパン・コンクール」で最年少優勝、2009年「浜松国際ピアノコンクール(Hamamatsu International Piano Competition)」でも最年少で優勝し、注目を集めた。2011年チャイコフスキー・コンクールで3位入賞、昨年「アルトゥール・ルービンシュタイン国際ピアノコンクール(Arthur Rubinstein International Piano Master Competition)」でも3位に入賞した。

記事:コリアネット ウィ・テックァン記者
写真提供:ユニバーサル・ミュージック
whan23@korea.kr