リヒャルト・ワーグナーの傑作「さまよえるオランダ人」が11月18.20、22日の3日間、芸術の殿堂で上演される。

11月18、20、22の3日間、芸術の殿堂オペラ劇場で上演されるワーグナーの「さまよえるオランダ人」
ワーグナーの音楽の世界を感じられる「さまよえるオランダ人」は、死ぬことも許されず海をさまよい続ける運命を背負ったオランダ人船長の物語。呪いを受けた船長は、乙女の愛を受けなければ、呪いは解かれず、永遠に自由の身になることができないという北欧の伝説を基にしたドイツの詩人ハイン・リッヒ・ハイネの小説がモチーフとなっている。

指揮者のラルフ・ワイケルト氏(左)と演出家のスティーヴン・ローレス氏(右)
国立オペラ団が40数年ぶりに上演する「さまよえるオランダ人」は、ワーグナー作品を愛してやまないオーストリア人指揮者のラルフ・ワイケルト氏と英国出身の演出監督スティーヴン・ローレス氏が設定した「南海を航海する20世紀の商業目的の捕鯨船」を背景にした新たな解釈でワーグナーの世界が描かれている。特に、ワイケルト氏はオーストリアでワーグナー・フェスティバル・ウェールズを設立し、ワーグナーの作品を紹介してきたワーグナーの‘スペシャリスト’だ。また、ローレス氏が国立オペラ団の作品の演出を務めるのは、2012年のオペレッタ「こうもり」、2014年の「オテロ」に続き3回目である。

「さまよえるオランダ人」の出演者。(左から)ダーラント役のヨン・グァンチョル氏(バス)とキム・イルン氏(バス)、オランダ人役のユッカ・ラジライネン氏(バリトン)、ゼンタ役のマヌエラ・ウール氏(ソプラノ)
出演者は、ヨン・グァンチョル氏(ワーグナー・バス)、キム・イルン氏(バス)、ワーグナー・スペシャリストとして活躍するユッカ・ラジライネン氏(バリトン)、マヌエル・ウール氏(ソプラノ)。
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コリアネット イ・ハナ記者
写真提供:国立オペラ団
hlee10@korea.kr