文化

2016.04.28

ドイツのティーンエイジャーアーティスト、ジェミー・リー・クリーヴィッツの夢はK-Popスターになることだと報じたドイツ・ビルト紙のインタビュー記事

ドイツのティーンエイジャーアーティスト、ジェミー・リー・クリーヴィッツの夢はK-Popスターになることだと報じたドイツ・ビルト紙のインタビュー記事



ジェミー・リー・クリーヴィッツ(Jamie-Lee Kriewitz)はドイツで活動している新人アーティスト。1998年、ドイツ・ニーダーザクセン(Niedersachsen)州ベニヒゼン(Bennigsen)で生まれた10代の少女で、今年ドイツ代表として5月14日にスウェーデン・ストックホルムで開かれるユーロビジョン・ソング・コンテストに出場する。

彼女は12歳からゴスペル歌手として活動し、2015年には音楽界デビューに繋がるThe Voice of Germanyで優勝した。優勝直後に行われたメディアとのインタビューでは、自分がK-Popファンであることを明かし、大学に進んで韓国学を勉強する計画で、K-Popスターになるためにできるだけ早く韓国に行くのが夢だと話した。彼女の憧れのK-PopアーティストはBlock B。

幼いながらも卓越した実力を持つジェミー・リー・クリーヴィッツは、5月に開かれるユーロビジョン・ソング・コンテストにドイツ代表として出場する

幼いながらも卓越した実力を持つジェミー・リー・クリーヴィッツは、5月に開かれるユーロビジョン・ソング・コンテストにドイツ代表として出場する



ドイツはイギリスやフランス、東欧に比べるとK-Popがそれほど知られていないが、それでもファンがいる。韓国学を勉強することになったきっかけとして、K-Popや韓国ドラマから韓国に興味を抱いた場合が多いという。K-Popの中でも主に男性アイドルグループの人気が高いのだが、ディ・ヴェルト(Die Welt)紙ではその理由が「美しい外見、良い音楽、そして素晴らしいダンス」にあると説明した。

ジェミー・リー・クリーヴィッツのインスタグラム

ジェミー・リー・クリーヴィッツのインスタグラム



一世代前までは韓国の若者たちがドイツのポップとニュー・ウェーブ音楽に熱狂した。とくにネーナ(Nena)の「ロックバルーンは99(99 Luftballons)」、ニコル(Nicole)の「小さな平和(Ein bisschen Frieden)」などの歌は長らく愛された。ドイツ人が韓国の歌に関心を持つようになるとは誰にも想像できないことだった。

コリアネット ウィ・テックァン記者
翻訳:イム・ユジン
whan23@korea.kr