文化

2016.05.24

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サラリーマンの喜怒哀楽を描いたドラマ『未生』が日本で『HOPE~期待ゼロの新入社員~』のタイトルでリメイクされる。日本リメイク版『未生』は今月からクランクインしており、放送は7月から。写真は、韓国版『未生』の主要登場人物たち



ドラマ『未生(ミセン)』(2014)が日本版にリメイクされ7月から放送される。
『未生』はサラリーマンの喜怒哀楽をリアルに描き大きな人気を得たユン・テホ作家のウェブトゥーン(ネット漫画)を2014年にドラマ化したもので、原作・ドラマともに絶大な人気を得た。

日本リメイク版の『未生』は『HOPE~期待ゼロの新入社員~』のタイトルで制作される。フジテレビで今月から撮影が始まった。

主人公のチャン・グレ役は、アイドルグループ「Hey! Say! JUMP」の中島裕翔が務める。中島は2007年のデビュー以来ドラマ『半沢直樹』、映画『ピンクとグレー』などの作品に出演し、歌手兼俳優として精力的に活動している。

総合演出を任されたのは、ドラマ『白い巨塔』や『フリーター、家を買う』などで広く知られる河野圭太。脚本はドラマ『スペシャリスト』の作家、徳永友一が手掛ける。

フジテレビは『HOPE~期待ゼロの新入社員~』のオフィシャルサイトで「『ミセン-未生-』には韓国ドラマ王道の恋愛要素は無く、言うなれば『韓流』ではなく『反流』ドラマ。しかし、必死に仕事に向き合い、困難を乗り越えようとする主人公のひたむきな姿と、ドラマにちりばめられた珠玉のセリフが、働く人のみならず全世代の感動と共感を呼ぶ」と紹介している。

オリコンが運営するポータルサイト「オリコンスタイル(Oricon Style)」は「韓国版『未生』の囲碁棋士だった設定は活かしつつ、日本の会社構造、社会背景に合わせてリメイクされる。中島裕翔が今作で期待度0%のサラリーマンをどのように演じるのか、注目される」と報じた。

7月スタートの『HOPE~期待ゼロの新入社員~』は、毎週日曜夜9時からフジテレビで放送される。

コリアネット イ・ハナ記者
写真:CJ E&M
翻訳:イ・ジンヒョン
hlee10@korea.kr

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7月スタートの『HOPE~期待ゼロの新入社員~』は、毎週日曜夜9時からフジテレビで放送される