文化

2016.06.24

「光州世界ウェブコンテンツフェスティバル2016」が23日に開幕した。

「ウェブ人、世界に吠えろ!」というスローガンの下で開催されたこのフェスティバルは▽想像ウェブ夢の場▽創造プレーゾーン▽展示会・カンファレンスに分かれ、光州国立アジア文化殿堂一帯で始まった。

23日に光州国立アジア文化殿堂で開かれた「光州世界ウェブコンテンツフェスティバル2016」の開幕式で文化体育観光部のチョン・カンジュ第1次官(右から2番目)、ユン・ジャンヒョン光州市長(左から2番目)、ユーチューブで「DDotty TV」を運営するクリエイターのDDotty(左)、オンラインゲーム「マインクラフト」を中継するYangdding(右)が開幕を祝賀するメッセージを述べている

23日に光州国立アジア文化殿堂で開かれた「光州世界ウェブコンテンツフェスティバル2016」の開幕式で文化体育観光部のチョン・カンジュ第1次官(右から2番目)、ユン・ジャンヒョン光州市長(左から2番目)、ユーチューブで「DDotty TV」を運営するクリエイターのDDotty(左)、オンラインゲーム「マインクラフト」を中継するYangdding(右)が開幕を祝賀するメッセージを述べている



フェスティバルでは光州で撮影されたウェブドラマの『ワンス・アポン・ア・タイム・イン光州(Once upon a time in Gwangju)』の映像が公開され注目を受けた。

グーグル・NAVER・Big Frogなど、内外のコンテンツ業界と学会の関係者が集まり「モバイル時代、ウェブコンテンツの進化」をテーマに「ウェブコンテンツの革命」「ブラックホール、中国のコンテンツビッグバン」「ウェブフォーマット」「マルチチャンネルネットワーク(MCN)産業と韓国クリエイターの未来」について議論する国際会議が行われた。

26日まで続く同フェスティバルはゲーム、美容、料理などの専門クリエイター23チームと48の関連業者が参加する。リレートーク、クリエイターのメンタリング、公演、展示会、ビジネス商談会などの様々なイベントが用意されている。

入門の経緯、活動中のエピソード、制作の裏話、コンテンツ制作とそのノウハウなどについてクリエイターたちが観客と自由に話し合うコーナーも設けられた。

韓国初のウェブドラマ制作会社の(株)Big Frogの「創作所」では観覧客自らがクリエイターまたはウェブドラマの主人公になる体験を楽しめる。クリエイターの実際の作業過程を見学することもできる。

中国の抓馬(ドラマ)アプリをはじめマレーシアのウェブTVアジアなど、アジア地域のウェブコンテンツ投資会社および関連企業がビジネス商談会に参加し、韓国の関係者とウェブコンテンツの制作についてのノウハウを共有する。

23日に光州国立アジア文化殿堂で開かれた「光州世界ウェブコンテンツフェスティバル2016」の開幕式で来賓らが開幕を祝うパフォーマンスを披露している

23日に光州国立アジア文化殿堂で開かれた「光州世界ウェブコンテンツフェスティバル2016」の開幕式で来賓らが開幕を祝うパフォーマンスを披露している



キム・テックァン組織委員長は「多様性に満ちたこの社会に、文化技術力とノウハウが融合されたウェブコンテンツは未来の新たな成長エンジンといえる。今回のフェスティバルは急激に変化するコンテンツ産業の環境を一目に確認できる現場で、とくにウェブコンテンツを代表する有名人の才能と特技を現場で見るだけでも未来型のコミュニケーションを目指す青少年たちには有益な時間になるはずだ」と話した。

コリアネット ソン・ジエ記者
写真:コリアネット チョン・ハン記者
翻訳:イム・ユジン
jiae5853@korea.kr