文化

2016.10.10

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「2016アリラン大祭り」が8日にソウル国立中央博物館のヨルリンマダンで開かれ、京畿フィルハーモニー交響楽団がアリランの旋律を奏でている





ソウルの秋空の下、伝統とモダンが交錯する『アリラン』の旋律が響き渡った。

「私のアリラン、我々の歌」のテーマで8日・9日に国立中央博物館で開催された「2016アリラン大祭り」では国楽、クラシック、舞踊、オペラなど様々なジャンルの音楽が披露された。

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歌名人のイ・チュンヒさんが8日に国立中央博物館のヨルリンマダンの舞台で『本調アリラン』を披露している





慶尚南道(キョンサンナムド)・密陽(ミリャン)地方を中心に歌われてきた『密陽アリラン』を始め、『珍島チンドアリラン』『尚州サンジュアリラン』など各地域の特色あるアリランの旋律を京畿(キョンギ)フィルハーモニー交響楽団が奏でた。

歌名人のイ・チュンヒさんが『本調アリラン』を披露して観客から拍手喝采を受け、次いで国楽人のイ・ボングン、リュ・グンファ、ミン・ウンギョンさんがそれぞれ『江原道アリラン』『尚州アリラン』『珍島アリラン』を歌った。

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文化体育観光部の趙允旋長官が「2016アリラン大祭り」で公演を鑑賞している




また、現代舞踊家のソン・チャンヨンさんはアリランの旋律に合わせて全身で韓国の旋律を表現し、ソプラノ歌手のチョン・ヘオクさんは『アラリヨ』の澄んだ旋律で広場をいっぱいに埋め尽くした。

多国籍グループ「モンタン」は『七色光のアリラン』を披露。アフリカの総合芸術団「ラ・パーカッション」も打楽器でアリランを演奏した。ピアニストのパク・ジョンファが『アリランラプソディー』を演奏したほか、歌手のハリム、英ポップオペラのテノール歌手ポール・ポッツも観客にアリランの感動を与えた。

コリアネット イ・ハナ記者
写真:チョン・ハン記者
翻訳:イ・スミン
hlee10@korea.kr