文化

2017.08.11

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列車内でコレールパスの確認を受けている外国人乗客=韓国鉄道公社



[キム・テウォン、イ・ギョンミ]

韓国を訪れる外国人にとって、更に便利な鉄道旅行ができるようになった。

韓国鉄道公社(コレール)は1日、外国人向け鉄道パス「コレールパス(Korail Pass)」をリニューアルした。

「コレールパス」は、決まった期間内にコレールが運営する全ての列車を自由に利用できる外国人専用の乗車券だ。

これまでは海外で引換券を購入した後、直接駅まで行って紙の切符に交換しなければならなかった。しかし、今回のリニューアルによりネットで購入し、すぐプリントアウトできるようになった。座席を指定するため切符売り場へ行く必要もない。ホームページで簡単に座席が指定できる。

コレールパスの購入と座席指定はマウスを数回クリックするだけで済む。パスポート番号などの個人情報や決済情報があれば簡単に予約できる。購入したコレールパスと乗車券は直接プリントアウトし、搭乗の際パスポートと一緒に提示する。

1日券(大人8万1千ウォン、子ども4万ウォン)から7日券(大人19万5千ウォン、子ども9万7千ウォン)まで6種類ある。2日券と4日券は10日以内に日にちを選んで使える。

コレール側は、「大都市を中心に旅行計画を立てる外国人旅行者が、国内の様々な地域を旅行するきっかけとなる」と期待する。

一方、まだ使いにくいと不満を言う人もいる。欧州の「ユーレイルパス(Eurail Pass)」がモバイル専用アプリで予約できることに比べ、「コレールパス」は専用のアプリがないからだ。コレール関係者はこれに対し、「一般乗車券の予約アプリである『コレールトークプラス(KorailTalk+)』でコレールパスの購入が可能になる方法を検討している」と述べた。

km137426@korea.kr