文化

2017.11.06

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第4回ソウルキムジャン文化祭=3日、ソウル



[ソウル=キム・ヨンドク、イ・ギョンミ]
[写真=聨合ニュース]

約5千人の人々がソウル広場に集まり、キムチを漬けた。

2013年ユネスコ無形文化遺産に登録されたことを記念し、2013年からスタートした「キムジャン文化祭」は、今年で4回目を迎えた。キムジャンとは、冬に備えて春先までに食べるキムチを大量に漬けることで、今回の文化祭は「温かい分かち合い、ソウルがキムジャンする日」とのテーマで開かれた。  

ソウル市の朴元淳(パク・ウォンスン)市長は、「キムジャンには協力の精神が存在し、共同体文化を象徴する」とし、「キムジャンは世界無形文化遺産に登録されている。(キムチは)健康に良い発酵食品で、韓国の代表的な食文化である」と述べた。

キムジャン文化祭の代表プログラム「キムジャン分かち合い」がソウル広場で行われた。寒い中でたくさん集まった人々は一緒にキムチを作りながら、分かち合いの精神を実践した。

外国人を対象とする「外国人キムジャンガン(キムジャンをする場所)」プログラムには約100人が参加し、英語・中国語・日本語の案内に従ってキムジャン体験をした。外国人参加者らは、自分で作ったキムチとプルコギ・ビビンバも食べた。

クウェートのイブラヒム・モハマド氏は、「キムチを直接味わって、キムジャンを体験したくて来た」とし、「クウェートにもキムチのような発酵食品があるので、馴染みのある食べ物だ」と言った。  

一方、3日から5日まで行われた今年のキムジャン文化祭で、約5千人の韓国人・外国人が作った計120トンのキムチは6日にソウル市の各区庁に渡され、経済的に苦しい人々に配られる。

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第4回ソウルキムジャン文化際でキムチを漬けている人々の様子=3日、ソウル広場



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