セルバンティーノ国際フェスティバルの開幕式で祝辞を述べる文化体育観光部の朴普均長官＝１２日、メキシコ・グアナファト

［キム・ウニョン］
［写真＝文化体育観光部］

文化体育観光部の朴普均 (パク・ポギュン)長官が１２日（現地時間）、メキシコ・グアナファトで開かれたセルバンティーノ国際フェスティバルに出席し、韓国とメキシコにおける文化協力を強調した。

朴長官は、開幕式で「両国は緊密な協力関係にある。これからも文化の繁栄を目指し、協力していきたい」と祝辞を述べた。要人らと両国の文化交流について話し合った。

朴長官は、５月に訪韓したメキシコの文化部長官、アレハンドラ・フラウスト・ゲレーロ氏に再会し、「同フェスを通じて両国への理解を深めたい」と話した。２０３０釜山国際博覧会（釜山万博）誘致への支持も要請した。

ソプラノのパク・ヘサン氏の公演＝１２日、メキシコ・グアナファト

同フェスは、中南米における最高峰の芸術の祭典と呼ばれており、今年で５０回を迎えている。今回は３３カ国から約２５００人のアーティストが参加する。３０日まで続く。

韓国は、クラシックやＫ－ＰOＰコンサート、伝統音楽など、１３のプログラム（展示・公演）を披露する。１３日の開幕式では、ソプラノのパク・ヘサン氏とメキシコシティ・オーケストラの公演が行われた。朴長官は同日、韓国文化が体験できる「韓国の家」開幕式に出席した。

「韓国の家」開幕式で祝辞を述べる文化体育観光部の朴普均長官 ＝１３日、メキシコ・グアナファト

文化体育観光部は、文化的影響力が高い国を対象に１年間、韓国文化を紹介する事業を行っている。その一環での取り組みとして、韓国との国交正常化６０周年を迎えるメキシコを選定。５月の韓国・メキシコ国交正常化６０周年記念コンサート開催や、７月のテコンドー演武団のメキシコ訪問など、様々な交流イベントを行っている。

eykim86@korea.kr