文化

2023.01.19

ネットフリックスが今年配信予定の韓国発コンテンツは34作で、過去最多となる = ネットフリックス

ネットフリックスが今年配信予定の韓国発コンテンツは34作で、過去最多となる = ネットフリックス



[キム・ハヨン]

ネットフリックスでは2023年、計34作の韓国発コンテンツを配信する予定だ。

米NBCニュースは17日(現地時間)、「ネットフリックスでは多岐にわたる新シリーズや映画を含む34作の韓国作品を配信する予定」とし、「これは過去最多の韓国シリーズ・映画ラインアップだ」と報じた。

今年配信予定の韓国発コンテンツは、ドラマシリーズが21作、リアリティ番組5本、映画6作、ドキュメンタリー2作。

NBCニュースはネットフリックスの資料を引用して、「 ネットフリックスメンバーの6割以上が韓国発コンテンツを視聴した」とし、「韓国発コンテンツは成長し続けている」と伝えた。

ネットフリックスでコンテンツ部門を統括するカン・ドンハン副社長は、「昨年は、韓国のオリジナルドラマや映画が、90を超える国々でグローバルTOP10にたびたびランクインし、ネットフリックスで最も視聴されている番組のうち3つが韓国発コンテンツだった」と明らかにした。

今年の期待作として挙げられているのは、映画『パラサイト 半地下の家族』でアカデミー賞を受賞したポン・ジュノ監督の映画制作過程を描いたドキュメンタリー『黄色い門: ポン・ジュノ監督の未公開短編映画を探して(仮題)』がある。

また、台湾の人気青春ドラマ『時をかける愛』をリメイクした『君の時間の中へ』や第二次世界大戦で日本が降伏し、韓国が分断する前の1945年を舞台にしたスリラードラマ『京城クリーチャー』も新たに公開される。

オリジナルシリーズが興行的に成功した 『ザ・グローリー ~輝かしき復讐~』パート2、『Sweet Home -俺と世界の絶望-』シーズン2も、世界配信を控えている。

NBCニュースは「韓国発コンテンツは『イカゲーム』がネットフリックスオリジナルシリーズ史上最大のヒット作となるなど、『韓流』という名の下で世界的な人気を博し、米国でも成功を収めている」と伝えた。

続けて「ネットフリックス側は今後も韓国発コンテンツへの投資を継続する考えだ 」とし、「これまでの情報によると、2021年に5億ドル、2022年はさらに巨額の投資を行った」と報じた。

hayeounk8@korea.kr