文化

2023.04.18


[ユン・ソジョン]
[映像=宮陵TV]

文化財庁の宮陵遺跡本部と韓国文化財財団は18日、ソウルの5大古宮(景福宮、昌徳宮、徳寿宮、昌慶宮、慶熙宮)と宗廟、社稷壇一帯で開かれる韓国最大規模の文化遺産フェスティバル「宮中文化祝典」を29日から5月7日まで開催すると発表した。

28日の午後2時には、昌慶宮一帯で「昌慶宮名称還元40周年記念パレード」が行われる。また、この日の夜、景福宮では開幕祭が開催される。韓国の伝統舞踊を現代的にアレンジした公演、全国子ども合唱団の公演、ハングルを作った朝鮮時代の王様・世宗大王をモチーフにしたミュージカル「世宗1446」出演者たちの公演などが披露される。

祭典期間中、「今日、宮に出会う」というテーマで様々な公演、展示、体験プログラムが行われる。

景福宮では5月5~7日、子どもの日(5日)を迎え、子ども向けのさまざまな参加プログラムが行われる。

日本による植民地時代に遊園地に格下げされ、名称が「昌慶園」となった苦い歴史のある昌慶宮では2~6日、名称還元40周年を記念し 「時間旅行―英祖、弘化門を開く」という再現行事が行われる。この行事は、事前に選ばれた市民と共に、朝鮮時代第21代王である英祖(1694~1776)の50歳を祝う宴会「御宴礼」を再現するもの。参加者は韓国料理、伝統舞踊など、韓国の伝統文化を体験し、公演を楽しむことができる。

予約が必要なプログラムの場合、19日午後1時からチケットリンク(www.ticketlink.co.kr)で事前予約可能。

特に、19日午後1時から23日まで、5大古宮を何回も自由に訪問できる特別チケット「宮パス」が、1000枚限定(1枚当たり1万ウォン)で販売される。

詳細はウェブサイト(chf.or.kr/fest)で確認できる。

景福宮で「宮中文化祝典」を楽しむ来場者たち=KOREA.net DB

景福宮で「宮中文化祝典」を楽しむ来場者たち=KOREA.net DB


arete@korea.kr