文化

2023.08.17

徳寿宮の広報大使に任命された12人の外国人インフルエンサーたち=16日、ソウル、文化財庁

徳寿宮の広報大使に任命された12人の外国人インフルエンサーたち=16日、ソウル、文化財庁



[ユン・スンジン]

100年前に、大韓帝国と国交を樹立した12カ国出身のインフルエンサー12人が16日、徳寿宮の外国人広報大使に任命された。

日本、米国、ドイツ、英国、イタリア、ロシア、フランス、オーストリア、ハンガリー、中国、ベルギー、デンマーク出身の若者で、韓国に居住しており、それぞれ文化・芸術分野の仕事に携わっている。

この12人は今年6月26日、徳寿宮の惇徳殿プレオープン行事にも参加した。これから徳寿宮と関連した広報活動や案内者としての役割を果たす。特に、9月25日開催予定の惇徳殿オープン行事にも参加し、PRコンテンツを制作したり、徳寿宮を訪れる観光客を対象とした案内サービスを支援する。

惇徳殿は、朝鮮王朝第26代王の高宗(大韓帝国初代皇帝)即位40周年を記念して建てられた西洋式の迎賓館。皇帝の宴会場であり、外交公館として使われた。

1893年に、朝鮮が初めて米シカゴ万国博覧会に参加した。その当時の参加国である46カ国のインフルエンサーも、今年9月中に外国人広報大使として任命される予定だ。

徳寿宮管理所によると、40人あまりの外国人広報大使と共に徳寿宮と惇徳殿を世界に向けて発信し、「100年の記憶、100年の友情―2030年の万博は韓国で」というスローガンの下、釜山の万博誘致に向けての活動に乗り出すという。

scf2979@korea.kr