「2023年 景福宮 生果房」イベントで味わうことができる「チョドゥジョムジュンビョン・セット」
[コ・ヒョンチョン]
[写真=韓国文化財財団]
外国人を対象に景福宮の「生果房」イベントが今年初めて開かれる。
文化財庁宮陵遺跡本部は26日、韓国文化財財団とともに「2023年 景福宮(キョンボックン) 生果房(センクァバン)」イベントを10月16日に開催すると発表した。
生果房は朝鮮時代の王室の間食を作っていた場所だ。イベントの参加者は、景福宮の生果房で韓菓(ハングァ)や伝統茶を楽しみ、朝鮮王室の食文化を体験することができる。プログラムは宮中で、お昼に茶菓床(タグァサン)を出していた時間に合わせて1日4回それぞれ70分ずつ(午前10時、11時40分、午後1時50分、3時30分)行われる。
生果房イベントのメニューは2種類あり、計6種類の茶菓と宮廷薬茶が味わえる。参加者は事前に、2種類のメニューから一つを選んで予約する。一つ目は、炒めたアズキとナツメ、松の実で作った餅などが入った「チョドゥジョムジュンビョン・セット(1万5千ウォン、約1653円)」。二つ目は、開城(ケソン)地域の名節料理で、開城ウメギとしても知られる開城チュアク(もち米の生地を油で煮込んだ餅)が入った「チュアク・セット(1万2千ウォン、約1322円)。薬茶はミカン、朝鮮五味子、漢方滋養強壮剤であるキョンオクゴなどで作った6種類が用意され、その場で1つを選ぶことができる。
チケットは10月6日午後2時に「チケットリンク(
https://www.ticketlink.co.kr)」で1人当り2枚まで先着順で予約できる。
詳細は、韓国文化財財団ホームページ(
https://www.chf.or.kr )または、チケットリンク・グローバル・コールセンター(☎1644-3850)まで。
「2023年 景福宮 生果房」イベントが開かれる景福宮の生果房の内部
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