[イ・ギョンミ]
[映像=Happinet phantom公式YouTubeチャンネル]
韓国系カナダ人のセリーヌ・ソン監督の映画「パスト ライブス/再会」が米アカデミー賞の作品賞と脚本賞の2部門にノミネートされた。同賞を主催する米映画芸術科学アカデミー(AMPAS)が23日(現地時間)、発表した。
韓国人・韓国系監督の作品が作品賞の候補になったのは、2020年のポン・ジュノ監督の「パラサイト 半地下の家族」、2021年の韓国系アメリカ人のリー・アイザック・チョン監督「ミナリ」以来、3回目。
「パスト ライブス/再会」は、子どもの頃、韓国で一緒に育った少女ノラと少年ヘソンが、24年ぶりに米ニューヨークで再会して繰り広げられる物語。ソン監督は、自伝的物語を脚本に書いた。また、セリフの大半が韓国語で、韓国での撮影シーンも多い。
ほかにも、ベルリン国際映画祭のコンペティション部門にも正式出品され、第58回全米批評家協会賞・作品賞を受賞するなど、作品性が認められた。また、英国アカデミー賞では、主演男優賞(ユ・テオ)・非英語映画賞・オリジナル脚本賞の3つの部門にノミネートされた。
第96回アカデミー賞の授賞式は3月10日、米ロサンゼルスで開催される。
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