文化

2024.06.03

エリザベート王妃国際音楽コンクールで、韓国系アメリカ人バイオリニストのエリー・チェ(左、3位)とジュリアン・リー(5位)が入賞した=聯合ニュース

エリザベート王妃国際音楽コンクールで、韓国系アメリカ人バイオリニストのエリー・チェ(左、3位)とジュリアン・リー(5位)が入賞した=聯合ニュース


[イ・ダソム]

世界3大クラシックコンテストの一つであるベルギー「エリザベート王妃国際音楽コンクール」で、韓国系アメリカ人でバイオリニストのエリー・チェ(3位)とジュリアン・リー(5位)が入賞した。

2日(現地時間)、エリザベート王妃国際音楽コンクールのバイオリン部門で、6人の入賞者のうち、エリー・チェは3位、ジュリアン・リーは5位を獲得した。

米サンディエゴで生まれたエリー・チェは、満3歳の時、「バイオリン神童」として知られた。満6歳の時の2007年、フィラデルフィア管弦楽団が主催する音楽フェスティバルに特別招待され、参加者が競う「バッハダブル競争部門」の3楽章部門で特別賞を受賞した。11歳以下のソロ演奏部門では1位を獲得した。

ジュリアン・リーは米シカゴ・アカデミー音楽院を経て、ニューイングランド音楽院でミリアム・フリード教授に師事した。7歳で米ミルウォーキー交響楽団と共演し、クラシック界にデビューした。

1937年に創設されたエリザベート王妃国際音楽コンクールは、声楽・バイオリン・ピアノ・チェロ部門が毎年交互に開催される。ポーランドのショパン国際ピアノコンクール、ロシアのチャイコフスキー国際コンクールと共に、世界3大コンクールとされている。

1位は、ウクライナのドミトロ・ウドヴィチェンコが獲得した。

dlektha0319@korea.kr